2018年7月28日土曜日

7月28日 活動報告

メンバー
村松翼、鴨下陽、近藤剛史、須田愛実、
岸川優里、横井香苗、崎山由佳子、山口健一
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活動

午前
8:00ごろ、崎山と山口ぎーひろ着。
山口は三原駅にバスできたキャンパーを拾いに移動。
崎山はユンボの操縦席の屋根を外す作業を手伝うも、屋根が見た目以上に重くて怖い思いをした。潰されるかと思った。あと、この日一番血圧が上がった。

8:40頃、前日入りキャンパー4名がぎーひろ集合。
三原市街地~久井町の通常のルートが通行止めで、遠回りしたらしい。

着替えて、簡単にミーティングし、作業開始。
事前に予定していた通り、ぎーひろ納屋の土砂が流入した箇所の屋根瓦の撤去作業。
当初は、大和町ボラセンからも作業を受ける予定だったが、台風接近のため中止となっていた。



8時ごろから坂井原地域の人たちが集まり始めており、集合したころに作業が始まった。
ちょうど集合したころは、先週よりも大きなユンボが庭の縁石などを退けながら母屋の裏側にずんずんと入っていく。その力強さに文明パワーや農家パワーを感じずにいられない。

  
瓦外しは、バケツリレーのような形で行った。
外された瓦は、トップカーに乗せて運ぶのだが、手間だけど「使える瓦は残しておくべき」か効率を優先し「一気に落としてしまうべきか」をNさん夫妻が作業中にちょいもめる。ともあれ、何となく使えそうなやつは保管することとなった。
運びながら、落ち着いたら瓦焼きパーティをしようという話をする。先週から大量に木を切っているので、薪も十分にありおあつらえ向きである。楽しみ。




休憩時間、紙コップに名前を書いて配る。
関西女子のコミュ力が高くて、私よりも何気に親しげだった。

この作業の終盤、10時ごろに関東バス組2名が合流。




瓦作業ののちに、木の撤去作業も行われた。
チェーンソーで切られた木の枝や丸太をせっせと運ぶ。
ちなみに、山積みにされた枝は1本ずつ運ぶよりも、2~3本ずつを束にして引き抜き、運搬したほうが効率が良い、気がする。
なお、大量の丸太はメルカリでマジで売れるのではないか、売れたら活動資金にしよう、という話になったが、送料がえらいことになりそうなのでやめた。

また、屋根の撤去作業も始まる。力作業となったため、一部はお昼ご飯のおにぎりを握る作業にシフトする。

瓦を外した屋根。ここから板を外す。


今回も家から釣った魚(チヌ)を刺身用の短冊にして持って行ったのだが、少し目を離したすきに、薬味や野菜できれいに飾られたカルパッチョとなっていた。久井の奥様パイセンの奥様力の高さには毎度頭が下がる。ただただすごい。

昼食




お昼前に篠崎さんのおしりあいのYさん登場。
ボディーソープや洗濯セット、扇風機など滞在に必要な物資を提供してくださった。
ありがたいことである。

■午後
昼食後、13:00ごろからミーティング。
議題は、明日広島に接近するという台風ジョンダリに関して、解散タイミングについて。
新幹線やバスは今日は概ね動いているが、明日はどうなるかわからない。また日曜日は社協ボラセンでの活動中止や、ぎーひろの作業もなくなったということもあり、土曜日の夕方で残念ながら解散、ということとなった。
各自、帰宅方法についてあれこれ調べる。

ぎーひろ作業は午前中で終わることもあるが、今回は明日が雨ということもあり、キリの良いところまで作業をすることとなった。

配水管も直していただき、台所のちょっとした洗い物ならできるようになった。

屋根の木材の撤去作業をし、14:30前に人間ができる作業終了。

ぎーひろの清掃をして、せら温泉へ。
お風呂に入った後、せら温泉のソファで簡単に反省会。一言ずつ、感想などを言う。
台風(しかも今までにないルートの)は仕方ないとはいえ、やはり残念だしワークし足りないとの声もあった。確かに…
今回のことはイレギュラー要素があるとはいえ、今後台風シーズンが来ることも考えて、雨天時の活動や対応についても考えないとならない、と個人的には思った。

16:30 せら温泉で解散。


報告:崎山

2018年7月22日日曜日

西日本豪雨災害 広島県 三原ワークキャンプ 8月キャンパー募集

下記情報は古いものです。
最新版をご覧ください。


西日本豪雨災害 広島県
三原ワークキャンプ
8月 キャンパー募集

7月下旬より三原キャンプは、週末の土日に開催してきました。
滞在拠点が定まるとともに、ワークニーズの内容も見えてきました。
三原市の被災状況は地域により異なりますが、復旧にはまだまだ時間とマンパワーが必要とされます。
社協ボラセンなどで話を聞く限り、現状のペースでは復旧までに数か月が必要だと思われます。

また大学生は8-9月と夏休みに入ります。

そこで三原キャンプは、8月より平日も開催することとしました。
それに伴い…
・1週間以上の中期滞在が可能なキャンパー
・1か月程度の長期滞在が可能なキャンパー
を募集します。
※もちろん2-3日の短期滞在の希望者も受け付けています。

常時滞在者が崎山1人では、正直できることに限界があります。
土砂撤去や家財運びだしなどのワークの人手もまだまだ足りていません。
復旧作業が連日続くことにより、地域の人々の心の疲れもピークに来ております。

被災をなんとか秋に持ち込まずに、夏休み中に復旧を終わらせたいです。
一緒にキャンプを盛り上げていきませんか?


        総リーダー
崎山由佳子(FIWC関西委員会)


募集要項(2018722日時点)
 現地の状況により随時変更します。

活動日

201881日(水)~825日(土)

※崎山が活動可能な時期で設定しています。

 9月以降も活動できるキャンパーを募集しています。

★中期・長期滞在者、大大大歓迎です!

※日帰りはご相談ください。

■集合

三原市 ギークハウス広島
https://geehiro.jimdo.com/
722-1414 広島県三原市久井町坂井原483

定員

20名程度

■参加費

1 1000 (施設利用料、食費、ほか生活雑費)
※お菓子、お酒、豪華なおかずはカンパとなります。
※別途、発生した活動費用は参加者で折半します。

■参加申込期日

参加希望日の2日前の午後12

活動スケジュール(例)

状況により変更します

ギークハウス広島 集合

午前中
ブリーフィングののち、ワーク開始。

午後
ワーク、またはニーズ調査、ミーティング

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参加条件

1.      心身ともに健康な男女
2.      オリエンテーション資料を必読の上、活動の主旨を理解して参加できる方
3.      オリエンテーション資料記載の必要な持ち物を持参できる方

★車の運転ができる方を特に募集しています!
★車両の手配などの都合により、応募いただいてもお断りする場合があります。
ご了承ください

  破傷風など、現地で注意しなくてはならない病気に対しては、予防接種など必要な対策を各自の責任でして来て下さい。


応募、お問い合わせ


またはE-maiLINEにて下記要項を記入し、送付してください。

LINE@: @gjv0943r (←ID検索で、@から入力してください) 
E-mail:  fiwc.mihara@gmail.com
(担当:崎山、横井)

1.      参加希望日程
2.      氏名(ふりがな)
3.      生年月日
4.      性別
5.      自動車運転の可否
6.      ボランティア保険天災プランへの加入の有無
7.      集合場所までの移動手段
(飛行機、新幹線、高速バス、車など)

三原駅、広島空港からの送迎を希望する場合は、
その旨を記載してください。

※人員、車両の状況により、対応できない場合があります。
 その際は、移動手段は公共交通機関を利用または各自手配をお願いします。 

車での移動予定の場合、下記にもお答えください。
自家用車またはレンタカーどちらかお知らせください。
②同乗予定者がいましたら、その氏名を記入してください。
③追加での乗り合いが可能な場合、受け入れ可能人数を教えてください。

8.      集合場所への到着予定時刻、およびルート予定など、参加日程の詳細

9.      職業
10.   住所
11.   電話番号(携帯)
12.   E-mailPC
13.   E-mail(携帯)
14.   LINE IDまたはQRコードの送付
15.   緊急連絡先 名前
16.  緊急連絡先 電話番号

7月22日 活動報告

メンバー
崎山由佳子、三島はるか、山口健一

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活動

■午前
6:30 
起床。朝食。
朝食は昨日の昼食のおにぎりや、夕食のおかずなど。

食器洗いについて。
台所は水道は使えるが、排水に問題があり(配水管が土砂で故障し、埋まっている)、現状流し台が使えない。
大量の食器類は、ぎーひろチームの奥様方が、汚れた食器を持って帰り、洗って持ってきてくれている。

朝食後の食器洗いは、外の水道でやった。
食器洗いは外の水道でできるが、2人分ならまだしも、これから参加者が増える可能性を考えると、タライか何か必要だと思う。

8:15ごろ
ワーク開始。

概ね昨日と同じ作業だが、メンバーは昨日の宴会メンバーに加えて地域の方2名。
昨日は事前に呼びかけがあり、地域の方もたくさん見えられていたが、
作業内容と人数的に充分であるという話も出ていたので、少なかったようだ。

作業内容は概ね昨日と同じ。
母屋と納屋の間の土砂の運び出しと切り出した木の運び出し。



配水管が見えるところまで泥を撤去した

母屋裏側の土砂は、この2日の作業でほどんどが取れた。
母屋右側~納屋裏側の土砂はまだあるが、今後は重機での撤去が可能らしい。
また、台所外側の土砂もかなり撤去でき、排水口が見つかった。
重機に比べると微力ながらも手作業を続けた結果である。
このほか、お昼前くらいに手がすいたので、おにぎりを作るなどする。


途中、トマトの差し入れがありトマト休憩をはさむ。身体に沁みる。

お昼ご飯は今日もご相伴にあずかる。
おむすび、きゅうりを出汁で炊いて冷やしたもの、ズッキーニのグリル、漬物、インスタント味噌汁。うまい。
地域の方にボランティアに来てくれて頭が下がるといわれるが、おいしいご飯をよばれっぱなしの身としては、年中おいしい野菜を作ってくれている農家の皆さんにこそ、自分たちは頭が上がらない。本当に野菜がおいしい。

ぎーひろの畑のオクラ


***

■午後
13:00
篠崎さんと坂井原体育館に行き、ドローン部に参加。
ドローン部部長より直々に指導を受ける。微妙な操縦が求められ、難しい。
このほか、カメラ認識機能付きドローンを見せてもらったり、ドローンを使った地域での取り組みについて伺うなどする。




篠崎さんは、バランススクーターを持ってきており、
はるかちゃんが乗ると、最初はぎこちなかったが途中からスイスイ乗っていたので、
私もチャレンジしてみたが、立つことすらままならず、哀しかった。

15:00
山口と合流。大和町社協へ。
道中、久井町内で浸水などの被害が大きかった地域を通る。

15:30ごろ
三原市大和保険福祉センターでニシハラさん、カライさんたちと面談。


  • 大和町も地域コミュニティが強く、地域の問題は地域の自治会などの仕切りで、地域で解決するという気風が強い。地域によっては重機保有者多い。
  • 現状ボラセンとして①家屋(住屋)の土砂かき家財運びだし、②畑や家周辺被害の土砂の撤去など、③解体予定家屋や空き家の家財運びだし
  • ボランティアとニーズの募集は、先日回覧板を回した。本日時点でニーズ18件中6件は片付いている。
  • 地域コミュニティに属する(緊急性のある)家屋や主要道路などの片づけは、おおむね解決方向に動いているが、地域コミュニティから外れた家屋のほか、畑や家周辺の被害がまだニーズとして挙がってくる可能性もある。
  • 現状、町の住民外のボランティアには、空き家などでの作業を割り振ることが多い。
  • 連日のボランティアの受け入れで、疲れている人も見聞きしていて、地域で交流サロンなどの開催を要請している。
  • 近日開催を予定していたお祭りが中止になった地域もある。大和町で子供たちや大人を元気づける、何か祭りなどのイベントが開催できるとうれしい。

上記の情報から、外部の人が入りやすいワークと地域の人との交流ができるワーク(祭りの企画など)の二枚看板で活動ができるとバランスが良いと思う、などと話す。
また、翌週末のワーク先について相談し、候補地を挙げてもらう。

17:00
ぎーひろに戻り、撤収清掃。
解散。

(報告:崎山)

2018年7月21日土曜日

7月21日 活動報告

メンバー
崎山由佳子、山口健一、三島はるか

ーーー

活動

■午前
8:30 
福山駅集合。ギークハウス広島(ぎーひろ)へ移動。

9:15
ぎーひろ着。

既にぎーひろ裏の山崩れ作業が始まっているので、加わる。
先週下見の際にお会いした方のほか、地域の方々が集まっているようだ。
重機(ちっちゃいユンボや、クローラー)なども入っている。
誰かがチェーンソーを持ってきていて、木を切り出している。

何やら受付があり、篠崎さんに聞いてみたところ、地域で手伝いを募集していて、その受付らしい。
ボランティア保険には、ぎーひろで加入可能だった。

名簿に名前を記入して作業開始する。
母屋と納屋の間の土砂の運搬作業。木の枝などを運ぶ作業など。
天候は雲が多く、作業がしやすい。




途中、篠崎さんの計らいで、休憩時間に自己紹介させてもらい、
FIWCとして何かお手伝いができないかと思ってきた旨を伝えた。


はるかちゃんが途中、カブトムシを拾ってきた。
頭につけたまま作業をしていた。ブローチのようだった。

オカさん(議員さんで地区長)登場。ごあいさつする。
オカさんの一声で、今日と明日の作業は午前のみということになる。
やれることやった、午後作業がなくなった、人員が十分ということか、昼前くらいに何人か帰る。

お昼ご飯はご相伴にあずかる。
おむすび、きゅうりを出汁で炊いて冷やしたもの、漬物、とりはむ?のようなもの、インスタント味噌汁。うまい。
途中、お茶や経口補水液などもごちそうになる。ありがたいことこの上なし…。

今日は、山口が昨日釣ってきた魚があるので、篠崎さんに、今日夕飯一緒にどうですか?と誘ったところ、先週もいらっしゃったご夫妻も一緒に宴会をすることになった。

***

■午後
篠崎さんの案内で、お風呂を貸してくださるというお宅や施設と、
久井地区の社会福祉協議会事務所に行く。

社会福祉協議会 カワノさんと面談。
久井の状況としては、ぎーひろが一番被害が大きいのでは?とのこと。
その他も被災している地域があるが、やはり地域コミュニティが強く、コミュニティ内で動いている。
隣の大和町が被害が大きいとのことで、そちらの社協事務所に明日訪問することにする。

今回のキャンプとは別件で法泉寺へ。
住職のコジマさんと話していたら、実は徳永進さんと昔からの知り合いだということを知る。まさかなところでFIWCとのつながりを感じる。

篠崎さんが大和町社協のカラキさんに電話してくださり、だいたいの状況を伺う。
この地域も地域コミュニティでの対応がメインだが、コミュニティから外れた場所の対応が外部ボランティアには期待されている、らしい。


山口、仕事のため一時帰宅。


お風呂を借りにヒラタさんの家に行く。
奥さんが、洗濯もしていき!ということで、洗濯までしてもらう。
洗濯を待つ間、就活のことやお孫さんのことなど世間話をする。帰りに野菜もらう。

ぎーひろに戻る途中、篠崎さん宅でホオズキと夏の七草のひとつという、スベリヒユをもらう。

ホオズキ

ホオズキは袋のような外皮を破ると、黄金色の実がなっていて、食べると酸っぱさと自然ならではの甘さがあり、なんだか元気の出る味だった。
スベリヒユは初めて見たが、茎のような見た目で、少しのえぐみはあるが、滋味、生命力のある味わいで、噛むと少しねばねばする。湯通ししてサラダやおひたしに合いそう。
そんな感じで、そのまま食べてあーだこーだ感想を言っていたら、篠崎さんに「(洗わずに)そのまま食べたんですか?」といわれる。はい、そうです。


■夕方~夜
ぎーひろに戻ってきた後、魚を焼こうとするが、いろいろあって失敗。
そうこうしているうちにヤマナカさんご夫妻がたくさんのおかずと一緒に来た。
焼けていない魚をみて、「うちで焼いてきてあげる」と申し出があったので、お願いすることに。
すると、すごくおしゃれな盛り付けで魚が焼かれて戻ってきた。



ナカソさんご夫妻もたくさんのおかずとともにやってきて、宴会スタート。
「ぐっさんが魚釣ってきたんですよー。食べませんか?」くらいのノリで誘ったのが申し訳ないくらいに、大ごちそうの宴会であった。

とりあえず自己紹介しよう、ということになりそれぞれどんなことをしてきたや今何をしているのかを話したり、私自身のボランティアのモチベーションなどを話したりした。
この2組のご夫妻が、ぎーひろの運営に関わっているチームであることを知った。
2時間超の大自己紹介大会となったが、地域のことや、進行形でお世話になっている方々のことを知る良い機会となった。

各ご夫婦が帰られた後も、篠崎さんとこれからの活動の方針についてや所感、人生についてなどなど話をする。

23時半ごろ就寝。

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翌日の予定

6:30 起床
8:00 ワーク開始

午後 大和町社協 訪問、ドローン部参加、施設清掃

(報告者:崎山)